CLUTCH WORKSでは家具表面の仕上として主にウレタン塗装かオイル塗装を施しています。それぞれに異なる特徴がありお手入れの方法なども変わってきます。ご購入いただいた家具を長くご利用いただくためにも一度それぞれのお手入れ方法をお読みいただくことをお勧めしています。
ウレタン塗装
ウレタン塗装とは?
- ウレタン塗装仕上は、木材の表面にウレタン樹脂の塗膜(塗料の層)を施す仕上げ方法です
- 木材をウレタン樹脂の被膜でコーティングすることで汚れをつきにくくし、湿気の出入りも防ぎます
特徴
- 木材への湿気の出入りをなくすため、伸縮・反り・割れなどの変形が起こりにくくなる
- 塗装面は比較的かたくてキズが付きにくい
- 塗膜を作るので、汚れ、輪染みなどが付きにくい(長時間放置すると跡が残ることもあるのでできるだけ早く拭きとる)
- 塗膜を作るため表面の手触りが滑らかになる
- 光沢のあるツヤありから、マットな質感の艶消しまで仕上を選ぶことができる
お手入れ
- 普段は柔らかい布で乾拭き、またはかたく絞って拭く
- 油汚れなど、汚れのひどい場合
- ~温湯(40℃)で中性洗剤を500倍に薄める
- タオルを浸しかたく絞って塗装面を拭く
- きれいな温湯でかたく絞ったタオルで洗剤を拭き取る
- 最後に乾拭きをする
ご注意
- 加熱した鍋などを直接置かない → 直接置くと、汚れやあとが残ります
- ワックスや消しゴムなどは使用しない → ツヤがあがったりくもったりしてムラができる
- 科学雑巾を使用しない → 塗装面にキズが付くと、白い跡が残ってしまうため
- 大きな傷がつてもヤスリでこすらない → 当店、または専門の補修業者にご依頼ください
- 暖房機器のそば、直射日光が長時間当たる場所への家具の設置は避ける → 変色や反りの原因となります
オイルフィニッシュ塗装
オイルフィニッシュ塗装とは?
- オイルフィニッシュ仕上は、木材の表面にオイルを塗り、しみこませる仕上げ方法です
- 木材そのものの自然に近い風合いや質感を生かしている
- 植物性など天然由来の成分をもちいたオイルも多く出回っている
特徴
- 木材本来の肌触りや、年月とともに味わい深くなっていく表情を楽しめる
- 使い込むほどに木の風合いが増し、キズや汚れが味わいとなって活きてくる
- 多少のキズは、紙ヤスリとメンテナンス用オイルでご自宅で補修することができる
お手入れ
- 普段は、柔らかい布で乾拭き、またはかたく絞って拭く
- 水分が付着したときは、シミの原因となるため、直ちに拭き取る
- 年に1、2回程度ご家庭でのメンテナンスが必要となる(時間の経過とともに少しずつ揮発していくため、乾いたと感じたらオイルを塗る)
ご注意
- 水滴のついたグラスや加熱した鍋などを直接置かない → 直接置くと、輪染み、汚れやあとが残ります
- ワックスや消しゴムなどは使用しない → ツヤがあがったりくもったりしてムラができる
- 暖房機のそば、直射日光が長時間当たる場所への家具の設置は避ける → ウレタン塗装されたモノよりも変色や反りの大きな原因となります